FOX EYE LIFT敬愛会式フォックスアイリフト

海外セレブの間で人気のフォックスアイ（Fox EYE）とは、キツネのような切れ上がった目尻の目元のことを言い、シャープで知的な印象になることが多いです。日本でも若い方がアイメイクとして取り入れていることがありますが、日本の美的感覚では、海外女性のように「切れ目」「キツネ目」を希望される方はあまり多くはなく、どちらかというと「キュートな目元」「愛くるしいパッチリした目元」を希望される傾向にあります。

そのため当院では、もともと海外で行われているフォックスアイリフトのスレッド治療を日本人向けにカスタマイズし、「上まぶたの目尻側」に生じる様々な加齢による症状を改善するアンチエイジング術として活用しています。

スレッドリフトを使用したフォックスアイリフト術は、目尻側に糸を挿入して外側斜め上方向へ物理的に引き上げることで、上まぶた目尻側のたるみ・下垂を改善する施術です。当院のフォックスアイリフトの施術では、目元専用の糸リフト「ミラクルアイズ®」を使用しています。
ミラクルアイズ®は、10本の細い糸を1本に編み込んだ特殊な形状をした目元専用の糸リフトで、皮下に挿入することで10本の細い糸がフワフワと膨張して皮下組織にしっかりと入り込むため、広範囲にわたってコラーゲン産生を促進することができ、少ない本数でもしっかりと下垂した組織を引き締めることが可能です。フォックスアイリフト術では、片側につきミラクルアイズ®を2本使用して目尻の下垂を引き上げます。

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スレッドリフトを使用したフォックスアイリフト術には様々なメリットがありますが、患者様から最もいただく喜びの言葉は、「術後すぐに目尻のたるみが改善した」という点です。これはスレッドリフトによる施術における共通のメリットとなりますが、糸によって皮下組織を即時的・物理的に引き上げることができるスレッドリフト術は、術後すぐに変化が現れる点が特徴です。
さらに、メスを使用しない施術のため（皮膚にごく小さな針穴を開けて糸を通します）、術後に赤み・腫れなどが生じにくい、傷跡がほぼ目立たない、短時間の施術で終了するなどのメリットもあります。
逆に本施術のデメリットとしては、当院では溶ける糸を使用しているため、施術の効果は1年～1年半程度で次第に元に戻る点や、皮膚切開を伴う手術ほど大きな変化は出せない点が挙げられます。
一度の施術で半永久的な効果を得たい場合や、目尻に大きな変化を出したいという際には、本施術は適していないと言えるでしょう。

スレッドリフトによるフォックスアイリフト術は、ボトックスによる目尻引き上げ治療との併用もお勧めです。目尻からこめかみにかけて広がるようにボトックスを注射することで、こめかみ付近の筋肉（側頭筋）が緩み眉尻の位置が上がります。スレッドリフトによるフォックスアイリフト術は皮下組織や皮膚を引き上げる施術ですが、あわせてボトックス注射を併用することで、こめかみから目尻にかけた部分にある眉毛や目元を下げる筋肉（側頭筋）の働きを弱め、よりしっかりと目尻の下垂を引き上げることが可能です。

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目尻のたるみ（下垂）だけではなく、上まぶた全体にたるみが生じている場合や二重ラインが目頭から目尻にかけて全体的に狭くなってしまっている場合には、フォックスアイリフト術とあわせて切らない二重整形術の併用がお勧めです。切らない二重整形を同時に行うことで、目頭から目尻まで全体がパッチリした目元になり、さらに目尻が引き上がることで若い頃よりも更にパッチリとした大きな目元を形成することが可能です。

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フォックスアイと似ている目元の形として「キャットアイ（Cat eye）」があります。いずれも目尻が上方向にぱっちりと引き上がった目元を言いますが、キャットアイは目元のみが斜め上方向に引き上がっているのに対して、フォックスアイは目元とあわせて眉毛やこめかみ付近もすっきりと引き上がっているラインのことを指すことが多いです。