COLLAGEN PEARL LIFTコラーゲンパールリフト（注入術）

コラーゲンパールリフトは画期的なテクノロジーによって開発された新しいフィラーで、術後にはリフトアップ（しわ・たるみの改善）、美白（しみ、くすみの改善）、美肌（ハリ・ツヤ感アップ、透明感アップ）といった効果が期待できる注入術です。
ヒアルロン酸やコラーゲンなどの「注入術」と、リフトアップ治療で人気の「スレッド術」のそれぞれのメリット部分を合体させた新しい美容医療といってもよいでしょう。（製造メーカーによる臨床試験ではスレッドリフト3380本に相当する施術効果が確認されています）

コラーゲンパールリフトは、ジュベルック・マックームと同様の効果が期待できる注入術です。施術後は肌質改善（ハリツヤアップ）、小じわやたるみ・ほうれい線の改善、しみ・くすみ改善といった様々な効果が期待できます。

これらの違いは「主成分」で、ジュベルックやマックームはPLLA（ポリ乳酸）を使用していますが、当院で導入しているコラーゲンパールリフトではPDO（ポリジオキサノン）を使用しています。いずれも溶ける糸の成分としても使用されるもので、皮下に注入することで線維芽細胞を刺激してコラーゲン・エラスチン産生を促進する作用が期待できます。異なる点は「体内残存期間」で、PDO（コラーゲンパールリフトの主成分）は半年～1年程度、PLLA（（ジュベルックなどの主成分）は2年～3年程度となります。「なぜあえて効果が期間が短いものを使用しているの？」と思われるかもしれません。その理由は、体内への残存期間が長い成分は、「異物（しこりなど）」として残ってしまう可能性が否めないためです。

コラーゲンパールリフトは2020年に韓国の医療美容バイオテクノロジーグループUltra Vが新しいテクノロジーによって開発した製剤です。既存の注入剤は充填剤としてゲル化剤などを含んでおり、長時間肌に留まると、まれに結節や肉芽腫などの副作用が生じることがありました。それに対してコラーゲンパールリフトは、手術で使用される吸収性縫合糸（PDO）を注射可能な球状微小分子に加工したフィラーを使用しており、製剤が体内に残存することがありません。
このような形状の注入剤（PDOポリマーフィラー）は画期的な新技術によって開発されたものでありながら、その安全性や有効性はFDA（韓国食品医薬品局）に承認されています。