医療法人敬愛会グループ/ザ ナチュラルビューティクリニック・
ビューティークリニック ザ ギンザ・はもり皮フ科

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医療法人敬愛会グループ/ザ ナチュラルビューティクリニック・ビューティークリニック ザ ギンザ・はもり皮フ科
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【ほうれい線・目の下のたるみ・口角・鼻形成】オススメのスレッド6選

先日はたるみ改善・タイトニングにオススメのスレッド6選についてご紹介しましたが、今回はお悩みの「部位」に特化したオススメスレッドを6つご紹介したいと思います。

スレッドリフトは【お顔全体のタイトニング】だけではなく、以下のような【各部位の悩み】を改善する方法としてもオススメの美容医療です。

 

・頬の脂肪が多い
・頬のたるみを引き締めたい

・ほうれい線を消したい
・ゴルゴラインを目立たなくしたい
・ブルドックのようなマリオネットラインを消したい

・目の下のたるみ・くぼみを目立たなくしたい
・目の下の黒クマを消したい

・口角にできたたるみを消したい
・口元のポニョ(ポッコリした膨らみ)を消したい

・鼻を高くしたい
・鼻を細くしたい
・小鼻を小さくしたい
・上向きの鼻(俗にいう豚鼻)を治したい

 

・・・改めてまとめてみると、スレッドリフトって本当に色々な悩みを改善できる「万能の糸」ですね驚!

実はまだまだ上に記載したもの以外にも、額のしわ、こめかみの凹み、目元の小じわなどさらにもっと沢山の悩みを改善する方法もあるのですが、余り広範囲に渡るとまとまりがなくなってしまいそうなので汗、いったん今回は6つのスレッドを部位別としてご紹介したいと思いますm(__)m

 

 

今回ご紹介するスレッドは、上の6つになります(^O^)
それぞれについて詳しくまとめてきますね。

 

【部位別スレッドのご紹介】
1.厚みのある脂肪を目立たなくしたい=コイルスレッド
2.目元のたるみ・くぼみ・クマ=アイスレッド
3.口元のたるみ・口横のポニョ改善=N-FIX
4.鼻を高くする・小鼻を小さくする=テスリフトノーズ、Y-KO、オリジナル鼻スレッド術(3種類)

 

 

1.厚みのある脂肪を目立たなくしたい=コイルスレッド

「頬がたるんでもたついている」
「深く刻まれたほうれい線を目立たなくしたい」
「口元の両端がたるんでブルドックのようになっている(マリオネットライン)」

 


上のような「比較的厚みのある脂肪」や「深い溝」による「たるみ」がピンポントで気になる場合、前回ご紹介したタイトニング効果のあるスレッドでももちろん改善することはできなくはないですが(N-COGやN-FLIPなどが該当します)、このようなピンポイントでガッツリとたるんでしまった脂肪や皮膚を改善するにはリフト力が強いスレッドが適しているため、わたくしとしてはコイルスレッド(ダーマスプリングスレッド)がオススメです。

コイルスレッド(ダーマスプリングスレッド)は、他のスレッドのように糸がまっすぐの状態ではなく「コイル状(螺旋)」になっているため、皮膚に入れた際にたるんだ脂肪や皮膚をがっちりと持ち上げることができます。

さらにコイルスレッド(ダーマスプリングアイ)は短いタイプの糸(ショートスレッド)のため、お顔全体や輪郭全体を引き締めるというよりも、ピンポイントでたるんだ部分(頬の厚みのあるたるみ、ほうれい線、マリオネットラインなど)を引き上げるのに適しているのです。

 

 

コイルスレッド(ダーマスプリングアイ)は短い針のため、皮膚に挿入する際には20~50本くらいを1か所に挿入します。そのため人気のショッピングスレッドなどと同じように、皮下のコラーゲンやエラスチン産生を促す効果もあり、肌のハリ・ツヤがよくなるといった効果も期待できますよ^^
厚みのある脂肪をリフトアップするコイルスレッド詳細はこちら

 

2.目元のたるみ・くぼみ・クマ=アイスレッド

「目の下のたるみがひどい」
「目の下がくぼんでいる」
「目の下に黒いクマができている」

 

 

目の下のたるみ・くぼみ・クマのご相談は若い方~ご年配の方まで幅広い層から相談いただく内容ですが、最近は「目の下のたるみ取り」というと、飛ぶ鳥を落とすような勢いで、どこもかしこも「脱脂法(切らないたるみ取り」をオススメするクリニックが本当に増えていますよね…驚!

脱脂法(切らないたるみ取り)は
・メスを使わない
・たるみの原因(目の下の脂肪)を取り除くので再発なし
という点がウリですが(当院でももちろん脱脂法による治療も行っています)、

適応ではない症状の人が行ったり必要以上に取りすぎてしまうと、
・目の下が逆にへこんでしまう
・皮膚が余って目の下がしわしわになる
といった別の症状が起きてしまうことがあります。

 

特に若いうちに目の下の脂肪を取ってしまうと、年齢を重ねてより本格的に老化が始まっって来た際に、目の下が通常よりもひどく窪んでしまったり黒クマができてしまうこともあります。そうなった際に、目の下の脂肪を移動してくぼみ・へこみを改善しようとしても、すでにこの部分の脂肪は(若いときに行った脱脂法によって)除去されてしまっているので、この段階では治療のしようがない、ということが起きうると考えています。もちろん、別の部位から採取した脂肪注入などによって改善することはできますが、施術のハードルは少し上がってくるのかなと感じています。

お顔は「今」だけではなくて、これからもずっと付き合っていくものです。
どうか将来のことも考えた上で、適した治療を受けるようにしていただければと思います。

・・・前置きが長くなりましたが、当院では目の下のたるみ・くぼみ・クマ治療として、脱脂法とあわせてスレッドリフトによる施術を行っています。
※当院でも、目の下のたるみ取り治療として脱脂法(経結膜脱脂法)は行っております。ただし、若い方も含めてやみくもに患者さま全員に対して行うのではなく、適応がある方にのみ、施術を行っています)

目の下のたるみ・くぼみ・クマ改善で使用するスレッドリフトはアイスレッド(ダーマスプリングアイ)といい、前回のコラム(お顔全体のタイトニング治療にオススメのスレッド)で紹介したコイルスレッド(ダーマスプリングスレッド)と同じシリーズの糸です。コイルスレッド同様に糸がコイル状(螺旋)にぐるぐる巻きになったショートスレッドで、目の下に挿入することで下垂した脂肪を上に引き上げる効果があります。
当院で行った症例も紹介しますね。


先ほど若い方の脱脂法におけるリスクについて記載しましたが、スレッドリフトにおいても将来的な「万が一」のリスクを最小限に抑えるために、当院では「溶ける糸(PDO)」のみを取り扱っています。そのためどのスレッドも効果は時限的で、スレッド挿入後は1年~2年ほどで次第に溶けて体内に吸収されます。

上でもお伝えしましたが、わたくし達の顔や身体はいつまでも同じ状態ではなく、次第に老化によってどんどん変化していくものです。

そのため当院では、あえて半永久的な効果のある施術ではなく、時限性のある施術を中心に取り扱っており、定期的なメンテナンスを通して「その時の状態」にあわせた施術を行っていく形の美容医療をお勧めしていますm(__)m
アイスレッド(ダーマスプリングアイ)の詳細はこちら

 

3.口元のたるみ・口横のポニョ改善=N-FIX

「口元がたるんできた」
「口横のポニョが気になる」

 

 

このような口元のたるみ・膨らみには、通常のスレッドの2倍以上の牽引力(34.5ニュートン)があるN-FIXがオススメです。他のスレッドは上→下に向けて挿入しますが、N-FIXは下→上に入れるため、よりしっかりと引き上げ効果を得ることができます。N-FIXは1本で効果を実感できることが多いので、口元にそれぞれ1本挿入することで、気になるたるみやポニョを改善することができますよ。
N-FIXの詳細はこちら

 

4.鼻を高くする・小鼻を小さくする=Y-KO、テスリフトノーズ、オリジナル鼻スレッド術

「鼻をスッと高くしたい」
「鼻を細くしたい」
「全体的に大きい鼻を目立たなくしたい」
「だんご鼻を小さくしたい」
「小鼻を目立たなくしたい」
「上向きの鼻を変えたい」


 

鼻のお悩みは様々ですが、スレッドリフトはこのような鼻形成にもおすすめです。

一般的に、「鼻を高くする施術」としてはヒアルロン酸注入が、また「小鼻(鼻先)を小さくする施術」としては手術(小鼻縮小術)を行うクリニックが多いですが、いずれもスレッドリフトを使うことで同じ効果を得ることができるのです。

ヒアルロン酸注入、手術、スレッドリフトなどの中でどの施術を選ぶかはメリット・デメリットを理解された上で選択するのがベストですが、わたくしがお勧めしたいスレッドリフトについて、メリットデメリットをお伝えしますね。

 

◎メリット
・手術をしなくても鼻に変化が出る
・注入物(異物)を鼻に入れずに鼻に変化を出せる
・施術後にラインが変化することがほとんどない
→ヒアルロン酸は、注入後に横に広がったり流れてしまうことがあります…
・溶ける糸(PDO)のため1年~2年程度で元に戻る
→流行のお顔は変わりますし、ご自身の理想のイメージも変わっていくので、逆に効果は「限定的」なほうが良いこともあります^^
・ごく小さな穴から糸を入れるので傷跡なども目立たない

 

◎デメリット
・1年~2年程度で元に戻る
→とはいえやはり半永久的な効果をご希望の際には、手術がオススメです
・手術のような劇的な変化は出せない
→「糸」による施術のため、形状の変化にはどうしても限界があります(;_:)

 

鼻形成術で糸を使用するメリットデメリットを一言でまとめると、
「自然な鼻のラインにしたい」
「期間限定で変化を楽しみたい」
「とはいえ異物を鼻に注入するのには不安がある」
そんな方には、糸による鼻形成術が向いているでしょう。

なお現在、当院では3つの鼻スレッドを用意しています。それぞれ特徴が異なるので、なりたい鼻にあわせてお選びいただくことが可能です。

 

①テスリフトノーズ

テスリフトノーズは、トゲのついたスレッドを3Dメッシュ(スキャフォールド)が覆った特殊な構造をした糸で、ライン形成力や耐久性に優れたスレッドです。
※TESSリフトはKFDA(韓国の厚生労働省)の認可を得ている他、CEマーク(EU加盟国基準の適合商品)も取得しています。
テスリフト詳細はこちら

②Y-KO/Y-KOプレミアム

鼻形成用のスレッドにはいくつか種類がありますが、その中でも世界的に最も使用されているのがY-KO(ワイコ)ではないでしょうか。韓国のメーカーが開発したスレッドで、糸に硬いコグがついているため、骨膜下の狙った場所に上手い形で挿入することができる点が特徴です。

※上で紹介したいテスリフトノーズは持続力もあってとてもよいスレッドなのですが、糸がメッシュで覆われているため、鼻の骨膜下に入れる際に我々が「ここに入れたい!」と思っている場所に上手く挿入できない(メッシュがあるためフワフワしており挿入位置が定まらない)ことがあるため、実は、当院ではあまり積極的には使用しておりません。。

そしてテスリフトノーズの代わりとして当院が独自で韓国メーカーと一緒に開発したのがY-KOプレミアムです。テスリフトノーズのメリット(ライン形成力・持続力)を活かしつつ、デメリット(挿入したい位置にいれにくい構造)を改良したスレッドで、「鼻を高くしたい」「鼻筋を補足したい」という際に特にオススメのスレッドです。

Y-KOプレミアムの症例も紹介します。(Y-KOプレミアム3本/費用132,000円)
ごく自然なラインで鼻筋を高くすることができるのと、施術後に鼻筋が横に広がるといった注入物でありがちなトラブルがない点が特徴です。

Y-KO、Y-KOプレミアムの詳細はこちら

③当院オリジナル鼻スレッド形成術

Y-KO(ワイコ)とY-KO(ワイコ)プレミアムを使って、「鼻先を高くする・細くする」+「小鼻を小さくする」「小鼻の向きを変える」といった鼻全体のトータル形成を可能とした当院オリジナルの鼻形成術です。それぞれのスレッドの特徴を活かした形で挿入するため、自然で理想に近いラインを作ることができます。
オリジナル鼻スレッド形成術の詳細はこちら

 

 

駆け足になりましたが、今回は「部位」に特化したスレッドリフトを6つ紹介しました!

 

一口に「スレッドリフト」といっても、このような形でそれぞれの糸に様々な特徴があります。

 

敬愛会グループでは日々多数スレッド治療を行っており、一人ひとりの患者様に対して「最も適した糸」を「最も適した方法」で使用し、理想のラインを実現するお手伝いをしております。気になる部位や気になるお悩みがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください^^
当院のスレッドリフトについてはこちら
鼻形成に特化したスレッドリフトの紹介はこちらです

「どのスレッドがよいのかわからない」という際にはこちらのページも参考にしてみてください♪
>スレッドリフト・糸リフトの選び方

はじめての糸リフトガイド
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コラム監修者 吉田 由佳 医療法人敬愛会グループ理事長 専門科:形成外科・美容外科・皮膚科・美容皮膚科

関西医大卒、京都大学形成外科学教室入局後、京都大学附属病院、大阪赤十字病院、済生会中津病院、長浜赤十字病院を経て現在、医療法人敬愛会理事長に。アジア各国、韓国、シンガポールなどでスレッド治療の第一人者としてのべ数百人の美容ドクターの教育に尽力。国内では日本美容外科学会のシンポジストとしてスレッドの臨床発表も行う。スレッドや注入術、マシンなどによる施術を組み合わせ、より解剖的に有益で痛みの少ない低侵襲なエイジングケアの研究・開発を進め続けている。(日本形成外科学会会員・日本美容外科学会会員)

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