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KEIAIKAI Column膣のゆるみ・性交痛・尿漏れ…。「病気未満」の婦人科のお悩みについて

2021年の大学入学試験では、なんと女性の医学部合格率が男性を抜いたそうですね。
(男性13.51%、女性13.60%)

わたくしが医学部を卒業した数十年前は、女性の医学生は学年に20%もいないくらいでした。卒業後の進路はみんな様々なので、その中で婦人科系に入局する女子大生は毎年1名いるかいないかという程度だったことは覚えています。

そして今、医師となり日々沢山の方の診察にあたっていて多くいただくのが、

特に婦人科系の悩みは、女性の医師に相談したい

という声です。

「出産については、勢いもついているので男性医師でも女性医師でもよいので何とかしてくれという気分になるのですが、形や黒ずみ、ゆるみについては、プライベートな悩みなので相談しにくく…」

先日婦人科のご相談で来院された40代の女性がこのようなことをおっしゃっていたのですが、確かにそうかもな、と思いました。

膣のゆるみ
膣からのお湯漏れ
性交時に膣から出る音
膣の乾燥
性交痛
尿漏れ、尿失禁
おりものの異常

当院では婦人科形成・美容婦人科として様々な治療を行っていますが、多くいただくのは上のようなご相談です。

特に膣のゆるみに関するご相談は上位を占めますが、ご自宅のお風呂や銭湯、温泉などで湯舟から出た後に、数十分ほどしておもらしのように膣内からドバっとお湯が出て下着が大変なことになってしまった…という体験で「膣が緩んでるかも?」気づかれることが多いようです。

その他にも、パートナーとの交渉中におならのような音が出る、もしくはパートナーからゆるみを指摘された、というケースもあります。

このような際に実際に膣内の触診をすると、特に子宮口から前方にかけて膣の空洞が広がっていることが多いです。
(左が膣にゆるみが生じているイラストイメージです)

・タンポンを入れても経血が漏れたりしませんか?
・お風呂あがりにお湯漏れしませんか?

と聞くと、大半の女性が「YES」と回答されます。

ある調査によると、成人女性の3分の2が、膣やデリケートゾーンについて悩みを抱えているそうです。

ですが、実際に婦人科の治療を受けていらっしゃるのはたったの1%程度。

圧倒的に少ない数字ですよね。

そもそも、膣のゆるみをレーザー治療で解決することができるという点を婦人科専門の先生でも知らなかったりすることもあるので、日本の婦人科治療(※出産や明らかな病気ではないものの、多くの女性が抱えている婦人科の悩み)は、かなり遅れていることを実感します。

ちなみに膣の引き締めレーザー治療は、すでにヨーロッパではかなりメジャーで女性の3割が照射したことがあるとか。

日本は出産をすると女性ではなく「母」としての立ち位置に変わってしまう文化的背景もあるのでしょうが、それでも治療されている人が1%というのは、さすがに少なすぎる。

膣のゆるみや乾燥、性交痛、尿漏れなどの「100%の病気ではないものの女性にとって大変ナーバスな婦人科の悩み・症状」については、これらの症状を改善する治療法があることを日本でももっともっと広めていく必要があると考えており、「女医集団」であるわたくし達の医療法人が、そういった活動に少しでも貢献できないかと日々考えているところです。

膣の引き締めレーザー治療(インティマレーザーという蓄熱式のレーザーを使用します)は痛みがほぼなく、照射中は温かさを感じながら施術を受けることができます。

回数には多少個人差がありますが、だいたい2~3回程度照射をした後に内診すると、膣壁がレーザー照射によってコラーゲン産生が促進されてふっくらとし、膣の空洞が明らかに改善されていきます。

以前は手術以外の方法で膣のゆるみを改善することは難しかったのですが、今は医療技術の発展により数回のレーザー治療でゆるみを改善することができます。

お顔のたるみ取り・引き締め治療も少し前までは手術以外はなかったのに、今はレーザー治療やハイフ(超音波)治療など様々な手法が登場しています。婦人科においても同様に、近いうちにレーザー治療はもっともっと広がっていくとわたくしは強く確信しています。

膣のゆるみ・性交痛(膣の乾燥)・尿漏れといった婦人科のお悩みは、女性とってお顔以上に大変デリケートなお悩みであるとも言えます。

ザナチュラルビューティクリニックは理事長のわたくしをはじめ、ほぼ100%が女性医師です。(ひげ脱毛治療なども行っているため、非常勤で1名男性医師がおります)

もちろん婦人科治療は、どの院においても全て女性医師が担当していますので、お気軽にご相談ください^^

>膣引き締め・尿漏れ改善レーザー詳細はこちらです

コラム監修者 吉田 由佳 医療法人敬愛会グループ理事長 専門科:形成外科・美容外科・皮膚科・美容皮膚科

関西医大卒、京都大学形成外科学教室入局後、京都大学附属病院、大阪赤十字病院、済生会中津病院、長浜赤十字病院を経て現在、医療法人敬愛会理事長に。アジア各国、韓国、シンガポールなどでスレッド治療の第一人者としてのべ数百人の美容ドクターの教育に尽力。国内では日本美容外科学会のシンポジストとしてスレッドの臨床発表も行う。スレッドや注入術、マシンなどによる施術を組み合わせ、より解剖的に有益で痛みの少ない低侵襲なエイジングケアの研究・開発を進め続けている。(日本形成外科学会会員・日本美容外科学会会員)

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