医療法人敬愛会（理事長：吉田 由佳）は、2025年6月6日、カナダバンクーバー（Godley Clinic）にてスレッドリフトのハンズオンセミナーを開催いたしました。

■バンクーバーにおける美容医療の現状と課題
今回の開催地であるカナダ・バンクーバーは、理事長 吉田由佳がこれまで親交を深めてきた地でもあります。そんなバンクーバーの美容医療シーンでは「その人らしさを大切にする」という文化的背景から「自然で控えめな仕上がり」を重視する傾向が強まってきています。
しかし現状では多くの地元クリニックがボトックス、フィラー、レーザーを中心とした治療を行っており、スレッド治療の普及はまだ限られた範囲にとどまっているように感じられます。そこで今回は、スレッド治療の第一人者である吉田理事長と敬愛会のスタッフが、バンクーバーの医師たちに向けて日本の高度なスレッド技術を共有する機会を持ちました。

■ハンズオンセミナーの様子
今回のハンズオンは、バンクーバー中心部にある Dr. Markが院長を務めるGodley Clinic にて実施されました。当日はマーク先生に加えワン先生にもご参加いただき、北米在住の日本人被験者を対象に吉田理事長のスレッド技術を直接体感していただく場となりました。
参加された現地の医師やスタッフは、理事長による正確かつ迅速な処置に感銘を受け、それを学ぼうとする熱意あふれる姿勢が印象的でした。また敬愛会スタッフ2名の仕事ぶりも、現地のすべての関係者から高く評価されました。不慣れな環境下においても、被験者やスタッフに対する思いやりのある対応や、医師をきめ細やかに支える柔軟な姿勢は特に称賛され、日本のサービス品質の高さを改めて実感していただくきっかけにもなりました。

■当院理事長 吉田のコメント
今回北米で初のハンズオンセミナーを行うことができました。セミナーでは日本の繊細かつ正確な技術を共有することができたと確信しています。さらに敬愛会スタッフも含めバンクーバーのドクター達に様々な面で驚きを持ってリスペクトしていただいたこと誇りに思います。今後は私たちが定期的に技術供覧・情報提供を行っているアジアだけでなく、北米やヨーロッパにおいても広く技術共有を継続して行うことで、私たち敬愛会グループとして世界中の多くのドクターや患者様に貢献できる未来をさらに模索して参ります。
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■ハンズオンに参加された現地の医師
Dr.Mark：麻酔科医を経て美容医療へ。既にスレッド処置の熟練者ですが今回のハンズオンでは特にアジア人への処置に対する知見をさらに深めることができたとのことでした。
Dr.Wang：総合医として活躍。スレッド治療に大変意欲的でした。