医療法人敬愛会グループ/ザ ナチュラルビューティクリニック・
ビューティークリニック ザ ギンザ・はもり皮フ科

クリニックの紹介

JP / EN / CN / KR
医療法人敬愛会グループ/ザ ナチュラルビューティクリニック・ビューティークリニック ザ ギンザ・はもり皮フ科
↑
↑

【鼻を高くする】ヒアルロン酸注入で鼻が横に広がるって本当?

医療法人敬愛会グループでは、鼻を高くする・小鼻を小さくするといった「鼻形成術」も多く行っています。

当院では様々な美容医療を取り扱っていますが、その中でも特に「糸リフト・スレッド治療」を得意としておりまして、

一般的なクリニックでも行っているお顔の引き締め・リフトアップ・小顔治療だけではなく、鼻を高くする・小鼻を小さくする施術においても、鼻専用のスレッドリフトを使用した施術をメインで行っています。

↓わたくしのほうでは国内外の学会でスレッドリフトのハンズオンセミナーや講習を多数行っておりますm(__)m

スレッドリフトによる鼻形成術は、世の中的にまだまだ知名度がないので、「え?そんな方法があるの?」と思われた方もいらっしゃるかもしれません…涙。

が、れっきとした鼻形成術としてスレッドリフト治療は存在しておりますので、この機会にぜひお見知りおきいただければと思います\(^o^)/

今回のコラムでは、鼻の整形を考えてご来院された患者さまからよくいただく、「ヒアルロン酸を鼻に入れると鼻が逆に横に広がるの?」というご質問についてまとめてみたいと思います。

 

ヒアルロン酸で鼻を高くするはずが、逆に横に広がってしまった?!

これは実際に起きうる症状で、実際にこのようになってしまったため糸リフトによる再施術を希望して当院にご来院される方もいらっしゃいます。

現在の美容医療では、「鼻を高くする」=「ヒアルロン酸注入」が最も一般的で、多くの方があまり違和感なくヒアルロン酸で鼻形成を行っているかと思います。

ヒアルロン酸はもともと生体にある成分なのでアレルギー反応などもなく身体への馴染みがよいため、鼻筋だけではなくしわ治療やクマ治療、おでこを丸くする、顎をキュッと細くするなど、色々な目的で使用されているスーパーメジャーな施術法で、わたくし達ドクターから見ても、安心感・信頼感の高い製剤のひとつであると言えます。

なので、本来であれば鼻を高くする場合においてもヒアルロン酸自体にはそれほど大きな副作用やリスクなどがない施術なのですが、時と場合によっては、上で述べたような「ヒアルロン酸で鼻が横に広がってしまう」という現象が起きてしまうことが実際にあります。

 

ヒアルロン酸で鼻が横に広がってしまう原因は?

当院にいらした患者さまからも、鼻をほっそりと高くするつもりでヒアルロン酸注入の施術を受けたのに、逆に施術後に友だちから「鼻が太くなったんじゃない?」と言われるようになったという相談をいただいたことがあります。

・・・ヒアルロン酸自体には問題ないはずなのに、どうしてこんなことが起きるの???と思いますよね。

原因は大きく分けて以下の4つです。

ヒアルロン酸の注入量が多すぎる

「できるだけ鼻を高くしたい」という患者様のご希望に応えるべくヒアルロン酸を適量以上に注入すると、横に広がる可能性が高くなります。

ヒアルロン酸はプロテーゼなどの硬い素材と違って液体のようなモノなので、沢山入れれば鼻筋に収まりきらずに横に流れてしまうのはイメージがつきやすいのかなと思います。

ですので、モデルさんのような細く高く、美しい鼻筋を作りたいと思ってヒアルロン酸を沢山入れても、「鼻筋が高くなる」のではなく、「鼻筋が太くなる」「横に広がる」という現象が起きることになりますm(__)m

ヒアルロン酸を何度も鼻に入れている

また、「1回目のヒアルロン酸注入では綺麗な鼻筋になったのに、何度か繰り返して入れてるうちにだんだん鼻筋が太くなってきた」という方もおられるかもしれません。

通常であればヒアルロン酸は半年~1年ほどで次第に体内に吸収されますが、何度も同じ部位に注入を繰り返すとなかなか体内に吸収されなくなっていきます。

そのため、1回目も3回目も5回目も同じ量のヒアルロン酸を注入した場合、1回目よりも3回目、3回目よりも5回目のほうが鼻筋が横に太くなる傾向にあります。

鼻に適したヒアルロン酸の種類ではない

ご存じの方も多いと思いますが、一口にヒアルロン酸と言っても、製造メーカーは色々あり、また同じメーカーの製品でも種類が色々とあります。

ヒアルロン酸注入の施術で「鼻に高さを出す」場合は、「粘度(硬さ)のが高いもの」を選ぶことが鉄板です。

これもイメージしやすいとは思いますが、ゆるゆるの液体に近いモノを鼻筋に入れたら、必然的に横に流れてしまいますよね。

・・・この原理はどこのクリニックのドクターもモチロン理解していると思うのですが、なぜか不思議なことに、それでもこのような鼻に適してないヒアルロン酸を注入してしまったというケースがあるようです。。

注入場所が異なる(医師のセンス)

なお、粘度の高いヒアルロン酸を適切な量で注入しても、鼻が太くなってしまうこともあります。

これは、施術を担当するドクターの経験不足や知識不足が原因のことが多いです。

鼻筋を高くしようと、鼻根部(目と目の間の引っ込んでいるところです)ばかりに注入をしたり、額から鼻先までまっすぐにたっぷりのヒアルロン酸をいれてしまうと、鼻筋が横に広がったり全体的にもっさりとした大きな鼻になってしまうことがあります。

太くなった鼻をもとに戻す方法はあります!

このような横に広がった鼻は「アバター鼻」なんていわれることもありますが、仮にアバター鼻になってしまったとしても唯一の救いとも言ええるのは、ヒアルロン酸は注入後に溶かすことができる点です。


ヒアルロニターゼという製剤を鼻筋に入れることで、横に流れてしまったヒアルロン酸を溶かして鼻筋を元の形に戻すことが可能です。

当院でもヒアルロニターゼで鼻筋のヒアルロン酸を溶かす施術はよく行っておりますので、もし鼻筋が太くなってお困りの際にはお気軽にご相談ください^^

 

よりほっそり&すっきりとした鼻筋を目指すなら鼻スレッドもご検討ください


適切なヒアルロン酸を適量、適切な部位に注入すればもちろんヒアルロン酸で鼻筋に高さを出すことが可能ですが、わたしたち敬愛会グループでは、糸スレッドによる鼻を高くする施術をオススメしています。

(ポイントを3つにしたかったのですが、オススメしたい点が沢山あって6つになってしまいました・・・汗)

【オススメポイント①】
「液体」を注入しないので、鼻が太くなることはありません。

【オススメポイント②】
糸は鼻先の小さな穴から入れるので、ダウンタイムが短いです。

【オススメポイント③】
スレッド1本でも、鼻が高くなったという効果を実感できます^^

【オススメポイント④】
施術時間は10分程度です。(別途麻酔塗布の時間はかかります)

【オススメポイント⑤】
糸は溶ける糸なので身体に残ることはありません。

【オススメポイント⑥】
注入物ではできない細いライン・繊細な調整が可能です。

「スレッド治療のオタク集団」ともいえる当院では笑、
よりほっそりと綺麗な鼻筋を作ることができる糸リフトがないかと韓国や欧州など含めてアチコチ探してみたものの見当たらず、それならいっそ!ということで、鼻専用の糸スレッドを独自でオリジナル開発しました。

オリジナルの鼻スレッドは「Y-KO(ワイコ)プレミアム」と言い、一般的に美容クリニックで使用されている鼻専用スレッドよりも太くで頑丈なため、1本でもしっかりと鼻筋を高くすることができます。

※鼻スレッドで有名な「Y-KO(ワイコ)」の製造メーカーさんと一緒に開発したオリジナルスレッドのため、こちらのお名前を使わせていただいておりますm(__)m

 

鼻筋に自然な陰影を作ることができる鼻スレッド術

「糸」で鼻筋に高さを出すということは、鼻の上下の組織をつないで鼻筋に山のようなラインを作ることになるので(ロープウェイやテントのイメージですね)ほっそりとシャープなラインで鼻筋に高さを出すことができます。



実際に鼻スレッドをいれた患者様からは、

「シャープな鼻筋になった」

「1本でちゃんと鼻筋が高くなった」

「自然な高さが良かったのでイメージ通り」

などの声をいただくことが多いです\(^o^)/

もちろん、さすがに1本だけの挿入でかなりの高さを出すことは難しいですが、自然なラインを希望される方であれば1本・2本程度でもしっかり効果を実感することができますよ。

ノーズシャドウを入れたような影が鼻筋にできるので、鼻筋を高くしたい際にはオススメです^^

 

鼻を高くするスレッド治療の施術詳細


最後に、スレッドリフトで鼻を高くする施術(鼻スレッド術)のダウンタイムや施術法などついてまとめてみます。

糸リフトで鼻を高くするメリットまとめ

色々書きましたが、スレッドリフトで鼻を高くする方法にはこんなメリットがあります。

・シャープで細い鼻筋を作れる
・高さや位置など微細なカスタマイズが可能
・当院のオリジナルスレッドなら1本でも効果を実感
・ダウンタイムが短い
・施術時間は10分前後(麻酔を利かせる時間は別途かかります)
・術後の傷跡は目立たない
・溶ける糸なので身体に残ることはない

鼻を高くするスレッド治療の施術方法

①糸スレッドで鼻を高くする際には、鼻に麻酔を行い痛みを感じにくい状態にしたところで、鼻先から鼻の上方向に向けてカニューレを通してスレッドを挿入します。
②この時に、元々の鼻筋よりも少し引き上げながら鼻根へ向けてカニューレを通すことで、鼻筋に高さを出すことができます。
③その後に挿入したカニューレを抜くと糸だけが鼻筋に残り、これによって鼻筋に高さが出るという原理です。

鼻を高くするスレッド治療のダウンタイム

カニューレで鼻先に糸を通す施術ですので、術後に多少痛みや赤み、腫れ、むくみなどが生じることはありますが、1週間程度で改善することが多いです。
術後に内出血ができた場合は1~2週間程度で次第に落ち着きます。抜糸などを行う必要はありませんので、通院は基本的に不要です。

鼻を高くするスレッド治療の傷跡

鼻を高くする糸スレッドリフトは、鼻下(鼻の穴の上くらい)にごくごく小さな穴を開けてカニューレを挿入するため、術後の傷跡はほとんど目立ないことがほとんどです。
どうしても傷跡の小さな穴や赤みが気になるという場合は、コンシーラーなどメイクで隠すことができますよ。

 

今回は鼻を高くする美容医療についてまとめてみました。

ヒアルロン酸も、正しく使用すればほぼ問題がない鼻整形術ですが、「より細くシャープな鼻にしたい」という際には糸スレッドで鼻を高くする方法もぜひご検討ください^^

鼻筋を高くする糸スレッド(Y-ko/Y-koプレミアム)の詳細はこちら

「どのスレッドがよいのかわからない」という際にはこちらのページも参考にしてみてください♪
>スレッドリフト・糸リフトの選び方

はじめての糸リフトガイド
LINEアカウント

コラム監修者 吉田 由佳 医療法人敬愛会グループ理事長 専門科:形成外科・美容外科・皮膚科・美容皮膚科

関西医大卒、京都大学形成外科学教室入局後、京都大学附属病院、大阪赤十字病院、済生会中津病院、長浜赤十字病院を経て現在、医療法人敬愛会理事長に。アジア各国、韓国、シンガポールなどでスレッド治療の第一人者としてのべ数百人の美容ドクターの教育に尽力。国内では日本美容外科学会のシンポジストとしてスレッドの臨床発表も行う。スレッドや注入術、マシンなどによる施術を組み合わせ、より解剖的に有益で痛みの少ない低侵襲なエイジングケアの研究・開発を進め続けている。(日本形成外科学会会員・日本美容外科学会会員)

詳しい医師紹介ページはこちら