医療法人敬愛会グループ/ザ ナチュラルビューティクリニック・
ビューティークリニック ザ ギンザ・はもり皮フ科

クリニックの紹介

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医療法人敬愛会グループ/ザ ナチュラルビューティクリニック・ビューティークリニック ザ ギンザ・はもり皮フ科
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糸リフトのダウンタイムは?赤み・腫れを抑える方法を医師が伝授!

そもそも「糸リフト」とは?

まず基本となりますが、糸リフト(スレッドリフト)について簡単にご説明いたします。

今でこそ、糸リフト(スレッドリフト)による小顔治療やたるみ治療はメジャーになっていますが、当院で取り扱いを始めた10年ほど前は、まだまだ糸リフトに対する世間の認知度もかなり低い状態でした

糸リフト(スレッドリフト)は、たるみ・小じわ等が気になる部位に糸(スレッド)を挿入し、たるみ・小じわの原因となっている皮下組織や脂肪を引き上げ、たるみ・小じわを改善する引き締め・リフトアップ治療です。

スレッドリフトには長いもの・短いもの、太いもの・細いもの、ストレートタイプ・糸に突起がついているもの・フワフワした綿のようなものなど様々な種類があり、これらを使い分けることで輪郭(フェイスライン)、頬のたるみ、ほうれい線、目の下のたるみ・クマ、顎下のたるみ・二重顎、額や目尻、口元のしわなどお顔の様々な部位を引き締めることができます。

当院では複数のスレッドリフトを部位別で使い分けて行うコンビネーション治療も得意としております。その他、ヒアルロン酸やボトックスと併用することで、より滑らかで自然なラインを形成することも可能ですよ^^

…少しだけ自慢させていただきますと笑、実は「N-COG」(ニュートンコグ・エヌコグ)という溶けるコグ付きの糸リフトを日本にはじめて導入したのは当院でして、わたくし吉田が実際に渡韓し、韓国のドクターから糸リフトの効果や施術法を直接学び、日本の美容クリニックとして始めて施術で使用しました。

現在もスレッドリフトに関して学会でのライブ講演や論文発表なども行っております。

10年ほど前は、美容皮膚科というメニューはまだまだラインナップが少なく、当時のたるみ治療というと手術(切開を伴うフェイスリフト)が中心で、たるみを治療したい・小顔になりたいと思っても手軽には改善しにくい時代だったのです。

今は糸リフト(スレッドリフト)の他にもハイフや各種レーザー、IPLといったマシン等も増えており、美容医療はどんどん進化しているなーと、改めて実感しています。

糸リフトは当院で最も人気の小顔・エイジングケア治療ですが、多くの患者様からご質問を受けるのが、

「糸リフトを入れた後、いつ頃友だちに会える状態になりますか?」
「できれば家族にはバレたくないのですが、どのくらい腫れや赤みは出ますか?」
「ダウンタイムが少ない糸リフトはありますか?」

といったダウンタイム(術後の回復期間)の長さや症状についてです。

そこで今回は、糸リフト(フェイスリフト)のダウンタイムについてまとめてみましたので、よろしければ参考にされてみてください^^

 

糸リフトによるダウンタイム期間

糸リフトは、フェイスラインやほうれい線、首などのたるみ(皮膚もしくは脂肪のたるみ)が気になる部分に挿入することで、

①物理的にたるんだ部分を糸で持ち上げる
②組織内に異物(=糸)を入れることで、組織のコラーゲン産生を促進して肌の内側からリフトアップさせる

という2つの作用機序によって、たるみ改善・引き締め・小顔効果をもたらす施術です。

施術は糸リフトが装着された針を皮下組織に挿入して、糸はそのまま残しつつ針は皮下から抜き去ることで完了しますが、尖った針を使用するため、術後にはダウンタイムが生じます。

…と言っても。皮膚をメスで切開するような手術によるフェイスリフト術とは異なり、糸リフトの場合はごく小さな針穴が皮膚にできる程度と、他の治療と比較するとかなりライトなダウンタイムにはなります。(それでもやはり気になさる方が多いのは同じ女性としてわたくしもよくわかります…> <)

 

糸リフトによる一般的なダウンタイム期間には個人差はありますが、多くの場合は1~2週間程度のことが多いです。

手術によるフェイスリフトの場合は腫れなどが1ヶ月程度続くことを考えると(軽微な腫れが元通りになるまでには、3~6か程度かかります)、糸リフトによるリフトアップはかなり短く、以前のリフト治療よりもグッと手軽なものになったと言えるでしょう。

 

糸リフトによって起きる主なダウンタイム

糸リフトのダウンタイムには個人差がありますが、ここでは比較的起きやすいものについて取り上げてみたいと思います。それぞれダウンタイムの期間についてもまとめていますが、こちらも個人差がかなりるため、あくまで一つの目安としてご覧いただければと思います。

痛み

糸リフトは、施術後に挿入した部分に痛みを感じることがあります。痛みは長くても1~2週間程度で改善しますが、当院では念のため痛み止めの抗生剤をお出ししておりますので、我慢できないという際には服用するようにしてください。(実際は、それほど痛みがなかったということで痛み止めを服用されない方のほうが多いです)

また、じっとしている時は痛みがなくても、口を大きく開けたり糸を入れた部分を指で強めに触った際に痛みを感じることもあります。このような痛みや違和感は、1週間~1か月程度で次第に感じなくなっていくことがほとんどです。

腫れ・むくみ

糸リフトを挿入した後に、皮膚に腫れやむくみができるがあります。実際には全く腫れやむくみがでない方も多いですが、もし腫れ・むくみが出た場合は1週間~2週間程度で次第に落ち着くことがほとんどです。

なお、腫れといってもお顔がパンパンに膨らむといったことはなく、お酒を飲んだ翌日や生理の際に生じる程度の腫れ・むくみと同じくらい、と考えていただければよいのかなと思います。(もちろん個人差はありますのでその点はご留意ください)

傷跡

糸リフトは皮膚から針を挿入する施術のため、術後に大きな傷跡や瘢痕などが残ることもない施術ですが、針を挿入した部分に、小さな点状の傷跡と、傷跡が治る際にかさぶたができます。
ただし糸リフトは(使用するスレッドの種類によっては違いはありますが)基本的にこめかみの髪の毛の生え際など、あまり目立たない箇所から挿入することが多いため、傷跡ができても目立たないことがほとんどかな、と思います。

肌が引っ張られるような違和感

糸リフトを挿入すると、術後に挿入した糸によって皮膚が引っ張られているようなツッパリ感が生じることがあります。先にお伝えした通り、糸リフトは糸で皮下組織を物理的に引き上げる治療なので、慣れないうちは皮下に違和感が出ることがあります。(術直後は多くの方が引っ張られているような感覚をお持ちになられます)個人差はありますが、次第にその状態に慣れてくるため、3日程度で気にならなくなるケースが多いです。

肌の凸凹感

糸リフトで皮下組織を物理的に持ち上げるため、術後に表皮に凸凹ができることがあります。肌に凸凹ができた場合は少しずつ馴染んでいき2週間程度で次第に通常の状態に戻りますが、もし1か月以上経過しても凸凹が改善されないという際には、一度当院までご相談ください。

内出血

糸リフトの治療で起きることはあまりありませんが、稀に内出血が出ることがあります。この場合は2週間程度で次第に元の皮膚の色味に次第に戻ります。内出血は、打撲でできるアオタンと同じように青みを帯びた色になることが多いですが、それほど広い範囲にはできないので、万が一出来てしまった際にはコンシーラーなどで隠す方が多いです。

 

糸リフトのダウンタイムを最小限に抑えるコツ

糸リフト(スレッドリフト)で起きうるダウンタイムについて上にまとめました。ダウンタイムには個人差があるので、全くなにも生じなかった、という方もおられますし、逆に腫れや内出血がかなり出てしまったという方もいらっしゃいます。

我々もできるだけダウンタイムが生じないように施術の際には細心の注意を払っていますが、もし上のような症状が出てしまった際には、できるだけ早くダウンタイムを改善させるためのコツをここではお伝えしたいと思います。

お顔を触らない

違和感があったり凸凹している感じがすると、どうしても人はその部分を触ってみたくなるものですが、できるだけ施術をした部位には触らなず刺激を与えないようにしてください。施術後すぐ(3時間程度)は特に敏感な状態になっているので、できるだけ触れないでおいて頂ければと思います。

またマッサージなどの皮下に刺激を与える行為も2週間ほどは行わないことをお勧めします。強いマッサージを行うと、挿入した糸がずれてしまう可能性もあります。

血行がよくなる行為は控える

血の巡りがよくなると、内出血などが起きやすくなるので、必要以上に血行を促進してしまうような行為は数日程度は避けるようにしてください。血行がよくなる行為としては、具体的には以下のようなものです。

・熱いお湯への長風呂やサウナ
・激しい運動
・飲酒(お酒も血行を促進します!)

うつ伏せで寝ないようにする

寝ている際には無意識なので、気が付いたら施術部位を強く圧迫してしまっている可能性があります。できるだけ上向き(仰向け)で寝るようにしていただければと思います。

あまり口を大きく動かさない

施術部位が額などであればあまり気にされなくてよいですが、糸リフトを入れた場所がほうれい線やフェイスラインなどの口元近くの場合は、食事の際などにあまり大きな口を開けすぎないようにした方がよいでしょう。糸がずれてしまったり、痛みが出てしまうことがあるためです。また食事自体も、歯ごたえがあるものや硬いものなど口元に負担が生じやすいものは3日程度は避けていただくほうが安心です。

歯医者は1週間ほどお待ちください

虫歯治療や矯正治療などをされている場合は、糸リフトを入れてから1週間程度経過してから通院するようにしたほうがよいでしょう。

ダウンタイムを最小限に抑えたいという際には、上のような口元に刺激を与える行為はできるだけ避けるようにしてください。

 

出来てしまった腫れ・痛みを抑える方法は?

できるだけ気を付けていても、腫れや痛み、内出血が出てまうこともあります。もし糸リフトの施術後にこのような症状が出た際には、アイスノンなどで患部を冷やして安静に過ごすようにしてください。痛みが生じた際には、患部を冷やすのと同時にクリニックが処方する痛み止めを処方するようにしてください。

 

糸リフトを失敗させないためには医師選びもポイント

今回は糸リフトのダウンタイムについてと、ダウンタイムをできるだけ抑えるコツについてお話をさせていただきました。

できるだけ分かりやすくお伝えできればと思ったのですが、今回もかなりの長文になってしまいましたm(__)m

上記以外でも、ダウンタイムについて不明点や気になる点があります際には、お気軽にカウンセリングや診察の際などにもご質問いただければと思います。

最後になりましたが、糸リフトによるダウンタイムを最小限に抑える最も重要なポイントに、「ドクター選び」もある点をお伝えさせていただきます。

毎日糸リフトの施術を行っている医師と、年に1回だけ糸リフトの施術を行っている医師では、やはり技術力や経験値には雲泥の差が出てしまいます。施術の価格やクリニック知名度だけで選ばずに、症例や治療実績なども確認した上でドクターを選ぶのがよいのではないかと考えております。

当院は10年以上に渡って糸リフト治療を行っており、症例の数はもちろん、症例研究や技術研鑽も継続して医師全員で行っている、スレッドリフトにおける先駆け的なクリニックではないかと自負しております。小顔、たるみ、美肌など、目的にあわせた糸リフトは15種類以上取り扱っておりますので、どうぞお気軽にご相談くださいm(__)m

当院の糸リフト一覧はこちら
>糸リフトの症例はこちらからどうぞ
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なお、当院で現在一番人気なのがヒアルロン酸とスレッド2種がセットになったカスタマイズプラン「選べるスレッドプラン」です♪
経験豊富なドクターが最適な部位に最適な形で糸リフトとヒアルロン酸を注入します^^
選べるスレッドプラン詳細はこちらです

「どのスレッドがよいのかわからない」という際にはこちらのページも参考にしてみてください♪
>スレッドリフト・糸リフトの選び方

はじめての糸リフトガイド
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コラム監修者 吉田 由佳 医療法人敬愛会グループ理事長 専門科:形成外科・美容外科・皮膚科・美容皮膚科

関西医大卒、京都大学形成外科学教室入局後、京都大学附属病院、大阪赤十字病院、済生会中津病院、長浜赤十字病院を経て現在、医療法人敬愛会理事長に。アジア各国、韓国、シンガポールなどでスレッド治療の第一人者としてのべ数百人の美容ドクターの教育に尽力。国内では日本美容外科学会のシンポジストとしてスレッドの臨床発表も行う。スレッドや注入術、マシンなどによる施術を組み合わせ、より解剖的に有益で痛みの少ない低侵襲なエイジングケアの研究・開発を進め続けている。(日本形成外科学会会員・日本美容外科学会会員)

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