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KEIAIKAI Column美肌・エイジングケアに!エクソソームによる美容医療が注目されています

ここ最近とくに、ご来院される患者様から「エクソソーム」という言葉をよく聞くようになりました。

ホリエモンさんがエクソソーム点滴を定期的に行っていらっしゃったり、また有名なYouTuberがエクソソーム入りの化粧品を開発されたりと、なにかとメディアやSNSでも注目される機会が増えたこともあるのかな?という印象です。

「エクソソーム」というのは、幹細胞培養上清液に含まれている物質のこと。
(具体的には「細胞外小胞」という小型の膜小胞のことです)

そしてこの「エクソソーム」を含んでいる液体である幹細胞培養上清液は、幹細胞(マザー細胞)を培養する過程で生まれた上清(うわずみ)液を言います。

幹細胞培養上清液にはサイトカイン(成長因子)をはじめとしてアミノ酸、ビタミン、ミネラルなどなど私たちにとってとてもうれしい美肌、エイジングケア(抗老化)成分がたくさん含まれています。

ちなみにこのサイトカイン(成長因子)はさらに細かな分類があり、美容に詳しい人ならご存じかもしれないですが、EGF、VEGF、TGFB1といった様々なものがあります。

それぞれ私たちの身体において個別の役割を担っていて、
EGFなら上皮細胞を元気にするために働き、
VEGFは血管を新生したり血管自体を補強したり、
TGFB1はコラーゲンを造成して傷を治す役目を持ったりします。

・・・あれ、なんだか難しい話をなってきてますかね汗???

とにかくまとめると、
サイトカイン(成長因子)などの成分をたくさん含んだ「エクソソーム」は、美肌・アンチエイジング・健康・長寿など様々な面においてプラスの効果があるということです。

そしてこの「エクソソーム」(幹細胞培養上清液)は、細かく見ると採取した部位によっていくつかの種類(分類)に分かれます。

脂肪幹細胞由来
骨髄幹細胞由来
歯髄幹細胞由来
臍帯幹細胞由来
羊水幹細胞由来
羊膜幹細胞由来

・・・などです。

当院では現在、脂肪幹細胞由来のエクソソーム美容注射(ASCE)と歯髄幹細胞由来のエクソソーム点滴(ベビーサイトカイン点滴)を導入しています。

エクソソーム美容注射(ASCE)は
エイジングケア(しみ・しわ・たるみ対策)や美肌治療(ハリツヤアップ)の他、ニキビやアトピー性皮膚炎といった肌トラブルや乾燥肌対策にもなるため、幅広い年齢層の女性にお受けいただいております。
>エクソソーム美容注射の詳細や効果についてはこちらになります。

対してエクソソーム点滴は、当院の数ある施術の中でも実は男性からもご指名を多くいただいている治療のひとつでして、血液にダイレクトにエクソソーム(幹細胞培養上清液)を注入するため顔に注射をする美容目的の施術とは異なり、以下のような様々な効果が期待できる点が男性にも人気の理由のようです。

・美肌+エイジングケア(しみ・くすみ・小じわ改善・ハリツヤアップ)
・免疫力アップ(感染症、ウイルス、風邪予防など)
・毛髪を元気にする(薄毛・抜け毛・AGA対策、髪のコシやハリアップ)
・ED予防や改善
・各種病気の予防や数値改善(肝機能、糖尿病、高血圧、がん)

>エクソソーム点滴の詳細や効果などはこちらにまとめています。
>男性におけるエクソソーム療法の効果などをまとめたページはこちらです

特に男性の場合は、エクソソーム点滴を10回、20回などのセットプランでご購入し 2週に一度などの頻度で定期的に来院いただくなど、ここ数年は女性だけではなく男性においても、予防医療、免疫療法、再生医療療法へ対する意識の高さが増しているのを、日々の診察を通して実感しております。

さてさてそんな中で、当院では現在、3つ目のエクソソームとして「羊水幹細胞由来」のオリジナル幹細胞培養上清液製剤の開発を進めています。

上に記載した通り、幹細胞培養上清液には採取する場所によっていくつかの種類があってそれぞれに良さがあるのですが、一般的には、より若くて新鮮な幹細胞がより効果的であると言われています。
(生まれたての赤ちゃんの肌がきれいなのと一緒です)

今まで「幹細胞培養上清液」というと脂肪、歯髄(乳歯髄)、骨髄の3つから採取されたものが多かったのですが、今、より新鮮で効果があるのではと注目されているのが羊水や羊膜から採取した幹細胞培養上清液です。

その中でも、わたくしが特に注目しているのが羊水由来の幹細胞培養上清液です。

羊水から採取した幹細胞培養上清液の質の高さや再生医療としての可能性については2012年頃からロンドン大学での研究などでも発表されており、いつか美容医療でも使うことができたら・・・とひそかに長年考えていました。

今回ご縁があり、当院オリジナルの製材開発に関する打診をいただき、新たに3つ目のエクソソーム療法として羊水由来幹細胞培養上清液のエクソソームを導入することになりました。

(現在 絶賛開発中となりますので、完成次第またこちらでもご案内したいと考えております><!!)

採取元となる羊水についてもう少しだけ詳しく説明します。

羊水は、赤ちゃんがお母さんの子宮羊膜内で大きくなるまでの間、周囲の衝撃などから守ってくれるクッションのような液体です。

「羊水検査」という言葉も聞いたことがある方いらっしゃると思いますが、羊水を検査することでお腹の中の赤ちゃんに遺伝子的な異常がないかどうかを調べることもできるようになってきています。

羊水由来の幹細胞培養上清液(エクソソーム)についてはすでに多数の論文が国内外で発表されており、年老いたラットの血液内に若いラットの羊水由来の幹細胞上清液を入れることで高血圧や糖尿病などの疾患が改善されたといったデータをはじめ、様々なエイジングケア(抗老化)に関するエビデンスがあります。

世の中には様々な種類の幹細胞培養上清液がありますが、羊水由来の幹細胞培養上清液は、お母さんのお腹の羊水の「生きている状態」の細胞から採取した上清液のため(出生前に行う羊水検査と同じ羊水穿刺という方法で細胞を採取します)、体外に取り出した細胞から採取する培養上清液と比較するとその新鮮さが桁違いであり、それゆえ含有されているエクソソームやサイトカイン(成長因子)などの有効成分の量もとても多いのというのが最大の特徴です。

※なお、胎児そのものから採取するES細胞とは異なり、羊水や胎盤、羊膜から採取する幹細胞は胎児の成長などには一切影響を与えません。(山中教授で注目を浴びたiPS細胞と同様です^^)

エクソソーム(幹細胞培養上清液)療法は、本来はガンや基礎疾患といった病気に応用されてほしいところですが、残念ながらその分野で臨床的に実践されている施設はまだまだ少ないのが現状です。

対して美容医療は、このような新しい知見や治療法への親和性が高く、その導入や製品化までの道のりもスピーディに進められることが多いです。

これからの美容医療は、「きれいになる」という目的だけではなく「すこやかに過ごす」という健康増進医療としての進歩が今後ますます注目されていくと感じています。

様々な面で大注目の最新医療エクソソームについて、ぜひ体感してみていただければと思います。

※羊水由来のエクソソーム(幹細胞培養上清液)は現在開発最終段階につきリリースしたタイミングで改めて告知しますね!!

コラム監修者 吉田 由佳 医療法人敬愛会グループ理事長 専門科:形成外科・美容外科・皮膚科・美容皮膚科

関西医大卒、京都大学形成外科学教室入局後、京都大学附属病院、大阪赤十字病院、済生会中津病院、長浜赤十字病院を経て現在、医療法人敬愛会理事長に。アジア各国、韓国、シンガポールなどでスレッド治療の第一人者としてのべ数百人の美容ドクターの教育に尽力。国内では日本美容外科学会のシンポジストとしてスレッドの臨床発表も行う。スレッドや注入術、マシンなどによる施術を組み合わせ、より解剖的に有益で痛みの少ない低侵襲なエイジングケアの研究・開発を進め続けている。(日本形成外科学会会員・日本美容外科学会会員)

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